子供の予防歯科｜医療法人社団カノミ矯正歯科クリニック

子どもの予防歯科
（オーラルケアクラブ）

子どもの予防歯科（オーラルケアクラブ）

矯正治療を開始するのに適した時期はお子様一人ひとり全く異なります。当院ではお子様個人の発達・口腔内環境に合わせたオーラルケアクラブというオーダーメイドの定期健診を行っています。矯正専門の歯科医院として適切な時期に適切な指導・診査・治療を行っていきます。
お近くの歯科医院で定期健診を希望される場合は矯正治療の開始時期の目安をお伝えいたします。適切な時期を逃すと、矯正治療の難易度が上がり治療方針が全く異なりますので、矯正治療をお考えの場合はなるべく早めに一度ご相談ください。

乳歯列期（目安3～6歳）オーラルケアクラブにてクリーニング・
咬合の診査・お口の機能訓練

3歳以降になると社会性、自立性が身につき、生活行動や環境が大きく変化します。また歯や顎・骨格の発育期であり、健康なお口の育成に最も重要な時期です。そのため、この時期から積極的にお口の健康に関する指導や定期健診を受けていただくことをお勧めします。

咬合の診査

適切な時期に矯正治療が受けられるよう情報提供を行います。
口腔内の診査・レントゲンでの診査

むし歯だけでなく、先天性欠損歯・埋伏歯・過剰歯などレントゲン撮影により発見できる異常を早期に見つけます。
PMTC(プロフェッショナルケア)・フッ化物塗布

おうちでの歯磨きだけでは落ちない汚れ（色素沈着・プラーク・バイオフィルム）を落とし、効果的なフッ化物塗布を行います。
歯磨き・食事指導
食べ方などのお口の機能に関する指導
指しゃぶり・爪噛みなどの習癖に関する指導

この時期に治療が必要な歯並び

反対咬合・下顎前突（受け口・咬み合わせの前後のずれ）

交叉咬合（咬み合わせの横のずれ）

お口の機能の発達について

舌や口唇、頬などのお口の周りの筋肉（口腔周囲筋）は顎の発達と深く関与しています。例えば口唇の力が弱くお口がいつも開いている、噛んだり飲み込んだりする時に舌が上手く上げられず前に出てくる等、口腔周囲筋に問題があると発音・咀嚼・嚥下・表情形成などの機能が上手く行われません。そのような機能不全を放置すると咬み合わせに悪影響がでてきます。
乳歯列期は顎や骨格の発育期です。必要な方には口腔周囲筋の機能訓練を行います。この時期から口腔周囲筋の正しい機能を獲得することで良好な顎の成長を促しましょう。